治療について「肩が痛い」My shoulder hurts.

肩の痛みの原因Causes of shoulder pain.
一口に肩が痛いと言っても色々な原因があります。骨折・脱臼・打撲・捻挫などのケガから、スポーツ障害、五十肩、神経痛、肩こりなど様々です。
整骨院では負傷原因のある痛みでは保険診療で、肩こりなどの慢性痛では自費診療で様々な痛みに対応いたします。
骨折・脱臼・打撲・捻挫
転んで肩をぶつけた、手を着いて転んで肩を捻った場合、肩の打撲・捻挫、ひどいときには骨折・脱臼も疑われます。
これらのケガは整骨院の専門科目です、応急処置、電気治療、患部の固定、テーピング、リハビリテーションなど完治までケアいたします。
(なお、脱臼・骨折の場合は応急処置をした上で、整形外科に紹介し確定診断をしていただきます。)
五十肩(肩関節周囲炎)
特にケガはしていないが急に肩が痛んだり上がらなくなった場合、 中年期以降の方であれば、いわゆる五十肩(肩関節周囲炎)が考えられます。
炎症が起きて熱感や痛みの強いときと、痛みはひどくはないが肩周囲の筋肉が硬くなって腕が上がりづらくなっているときがあり、それぞれ治療の仕方が異なります。シップを貼って我慢していても、なかなか良くなりませんので早めの受診をお勧めします。
神経痛
・何もしてないのに、肩から腕、手が痛む、またはシビれる。
・自分では五十肩の痛みだと思っているが、腕は上げることが出来る。
・就寝時や安静時にズキズキしたり、肩の奥や腕の方までズーンと重い痛みを感じる。
・肩から腕、肘、手首の痛みが長期間続いている。
このような症状の方は、首や肩で神経が圧迫されて起こる『神経痛』が考えられます。
首や肩の筋肉が硬くなり神経を圧迫している場合、電気治療や手技療法、テーピング等で圧迫部をゆるめる治療をします。
(なお、頸椎などの病変が疑われる場合は、整形外科を紹介いたします。)
肩こり
・長時間のデスクワーク、姿勢が悪い、運動不足、最近ではスマホの見すぎなど、生活習慣によって肩こりにも様々な原因があります。
・小中高校の子供たちでも部活動や勉強の疲労で、肩から腰まで背中全体の緊張があるお子さんもいらっしゃいます。
・ただの肩こりでもひどくなると思わぬ痛みが生じてきますので、肩こり“ぐらい”と思わずにキチンと治療して「こり」を慢性化させないようにしてください。
スポーツ障害
・野球やバドミントン、テニス、バレーボールなど腕を大きく振りかぶるスポーツでは肩の痛みがひんぱんに起こります。
・肩の関節内の軟骨や腱などが擦り切れて痛みが生じることが多いのですが、痛みを生じている方のほとんどが、首、肩、背中、胸、腕の筋肉が硬く緊張しています。
この筋肉の緊張を電気治療やマッサージ、ストレッチ、テーピングでゆるめてあげると、肩の痛みの頻度がとても少なくなっていきます。
・スポーツで痛んだ体は、こまめなケアが必要ですので、我慢をしないで早め早めに治療するように心がけましょう。